函館市議会 2022-03-18 03月18日-07号
記者会見で言われていたのが、乗用車400万台を全て電気自動車──EV化をしたら、夏の電力使用ピークのときに電力不足に陥りますと。発電能力を10から15%増やさないといけません。この10から15%というのは、原発でプラス10基、火力発電であればプラス20基必要な規模ということを御理解いただきたい。また、充電インフラの投資コストは約14から37兆円かかります。
記者会見で言われていたのが、乗用車400万台を全て電気自動車──EV化をしたら、夏の電力使用ピークのときに電力不足に陥りますと。発電能力を10から15%増やさないといけません。この10から15%というのは、原発でプラス10基、火力発電であればプラス20基必要な規模ということを御理解いただきたい。また、充電インフラの投資コストは約14から37兆円かかります。
このことは、モビリティ産業における世界の潮流が脱炭素社会に向け、自動車のEV化に関する規制強化を加速させていくことに間違いなく、太陽光、水素電池車など、再生可能エネルギー車の開発にも積極的になると思われます。
EV化電動化ということですけれども、製造する立場から少し問題点というか課題を上げさせていただきますと、1台当たりの部品点数が、現状のガソリン車と比べて電動化しますと、3分の1減るというふうに言われております。仕事が3分の1減るということになるかなと思います。乱暴な言い方をしますと、従業員が今の3分の1不要になる、そういった言い方もできるかなというふうに思います。